いつもありがとうございます。
やんぴです。
およそ12年前の
108質疑応答スレより以下を転載します。
108理論を実践する中で
「上手くいきかけたこと」に「期待」してしまい
「上手くいかなくなったりする」
という質問者への、108さんの回答です。
この回答は
「不足を疑う」「荷を下ろす」
「手放す」「充足を見る」についての理解にも
大いに役立つ内容となっています。
ご参考まで。
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479 名前: もぎりの名無しさん :2009/03/09(月) 16:11:53 VsE0ReKk0
108さんや賢人さんに質問なんですが、
上手くいきかけたことに対して期待しないというのが難しいです。
期待と目の前の充足をみるってのがたまに重なってしまいます。
簡単なことだと、あ~焼肉食べたいと思っていたらちょうど
人に「明日焼肉食べに行こう!」と言われてウキウキしていたら
当日になって「やっぱ疲れた今度行こう、ゴメンネ。」とか、しょっちゅうです。
そんなに重要度高くなかったのになぁとなんだか腑に落ちません。
食べ物のことなんて重要度低いのになぁ…
人間関係では他人に期待しないってのが少しずつできるようになりました。
ただ、なんとなく喜びを共有した後とか、その人との進展を期待してしまい
うまくいかなくなったりします(恋愛関係だけに止まらず)
なにかこううまく期待と折り合いをつける方法ってないでしょうか?
アドバイスいただけたらうれしいです。
3140 名前: 108★ :2009/07/04(土) 00:54:34 ???0
>>479
一つ良い方法を教えておきます。
あなたが誰かに焼き肉に誘われたとします。
「うわ~、やったー!今日(or約束した日)は焼き肉だ~!!」
思わず、こうして喜びますよねw
そしたら、ここで完結しておく。
そのお誘いは、その時点であなたを充分に歓喜させたのです。
しかも、お誘い自体は未来に予定していることではなく、今起きていることです。
つまり、これはこれで完了しているわけです。
だから、その後の展開と切り離して、
今こうして喜べたことを「喜んで」しまうことにするのです。
で、
「でも実際に焼き肉に行くかどうかはまた別問題。行けたらラッキーだね」
このくらいに期待度を下げておきます。
これで焼き肉関係の展開について重要度は下がります。
過度な期待は重要度を上げてしまうので、実際にあなたのようなケースはよく起こります。
あなたは「焼き肉に対して重要度は高くなかった」と言いますが、ドタキャンになって
失望感を抱いたということは、やはり重要度はある程度高かったわけです。
対人に関しても同様で、誰かと喜びを共有したら、まずはそのこと自体を充分に喜ぶと良いです。
これも完結したものなので、その後の展開に影響は受けません。
で、「進展するかどうかは神のみぞ知る」くらいに思っておけばいいのです。
たまたま今日の回答のテーマみたいになってしまいましたが、
やはり重要度を下げるということは、対効果という点で非常に使えるテクなのです。
(「108質疑応答」より)