いつもありがとうございます。
やんぴです。
前回の記事 で
「前提」に気づきやすくなるコツがないか
ご質問いただきました。
今回の記事では
「前提」というワードをわかりやすく
「潜在意識の『ブロック』」と替えて
お伝えさせていただきたいと思います。
では、いきましょうかね。
「ブロックを解除しよう」は逆効果
このブログを読んでくださったり
「108理論」を普段から学ばれている方は
もうそんなことわかってるよ、となると思いますので、
ここは軽く、書いていきますね。
自分になにかしらの「前提」や
「潜在意識の『ブロック』がある」と思ったとします。
たとえば
「私は、お金持ちになれない」というブロックなら
「ブロック」を解除する人の流れは、
おおよそ以下のようになります。
------------------------------------------------------------
ブロック「私は、お金持ちになれない」があると思う(★)
→「ブロックを解除しよう」とする(アファメーションなど)(★)
→まだ結果が出ない(お金がない)
→まだ「ブロック」があるんだ(と思う)(★)
→まだ結果が出ない(お金がない)
→まだ「ブロック」があるんだ(と思う)(★)
…(以降、ループ)
------------------------------------------------------------
(★)の部分は
「私はお金持ちになれない」という「ブロック」がより強固になるタイミングです。
この方向で取り組みを続ける限り、
(★)の部分は無限に発生し続けます。
「引き寄せの法則」は
「自分の向いている方向のものを、体験する」法則ですので
無限に「私はお金になれない」を経験するわけです。
「逆」の方向へのアプローチが「不足を疑う」
先の「ブロックを解除しよう」の逆を行くのが
「108理論」「不足を疑う(荷を下ろす)」です。
------------------------------------------------------------
ブロック「私は、お金持ちになれない」があると思う(★)
→そもそも「ブロック」はあるのか?
------------------------------------------------------------
一目瞭然ですね。
(★)は続きようがありません。
ブロックが強固になるタイミングがありません。
向いている方向は「ブロックがない」方向です。
「引き寄せの法則」は
「自分の向いている方向のものを、体験する」法則ですので
体験することが変わります。
本当に、単純でシンプルなことです。
「ブロックに気づこう」も同じこと
ここまで、
ブロックに「気づきやすくなるコツ」なのに
なんでブロックの「解除」について書いてるの?って
思われた方もいるかもしれませんね。
まずは「解除」のほうで考えていただいたほうが
わかりやすい、と思ったからです。
そして「解除」のほうで見えたことは
「気づきやすくなるコツ」でも、同じことが言えるからです。
------------------------------------------------------------
「ブロックに気づこう」とする(★)
→まだ気づけない
→「ブロックに気づこう」とする(★)
→まだ気づけない
→「ブロックに気づこう」とする(★)
…(以降、ループ)
------------------------------------------------------------
(★)の部分は
「ブロックに気づけない」という「ブロック」がより強固になるタイミングです。
先にご説明した
「108理論」「不足を疑う(荷を下ろす)」
のアプローチをするなら、こうです。
------------------------------------------------------------
「ブロックに気づこう」とする(★)
→そもそも「ブロック」はあるのか?
------------------------------------------------------------
ここでもうひとつ、
大事なことに気づいていただきたいです。
先ほどの
「ブロックを『解除』しよう」の場合も
「ブロックに『気づこう』」の場合も
「108理論」「不足を疑う(荷を下ろす)」では
同じ問い「そもそも『ブロック』はあるのか?」
となっています。
「思考」は拡がり「108理論」は集約する
ここまで(★)で述べた「~しようとする」は
「思考」を「繰り返す」試みです。
一方「108理論」「不足を疑う(荷を下ろす)」は
「思考」を「辞める」試みです。
「思考」を「繰り返す」試みでは
「思考」がどんどん「拡がり」ます。
たとえば先ほどの
「私はお金持ちになれない」なら
「お金持ちになれないというブロックがある」
から拡がり、
「何かそういう『業』のようなものがあるのでは?」
「調べてみると、やはりそういうのはあるらしい」
「『業』を消さないといけない!」
「他にも何か要因があるのではないか?」
「日頃から『感謝の言葉』を使っていないから?」
「毎日『ありがとう』を100回言わないと!」
「他にも何か要因があるのではないか?」
「そうだ!トイレ掃除を最近していない!」
「お墓参りも最近していなかったような!」
「トイレ掃除を毎日素手でしてみよう!」
「お墓参りも!」
「他にも…」と。
「ブロック」「業」「感謝の言葉」「トイレ掃除」「お墓参り」と、個々の「事象」は変わりますが、動きとしては同じ事の繰り返しで拡がります。
これが「現実」という「システム」の仕組みです。
「108理論」「不足を疑う(荷を下ろす)」なら
先の「そもそも『ブロック』はあるのか?」以降
繰り返しは生じません。
また「ブロック」に関する問題は
全てに対して「そもそも『ブロック』はあるのか?」に集約されます。
これは他のことでも同じで
「お金」に関することなら
「そもそもお金はないのか?」や
「そもそもお金持ちではないって本当か?」に
集約され、それ以降の繰り返しは生じません。
※わざわざまた引き返して「でもやっぱりお金がないしなぁ」とやることは可能
「仕事」「人間関係」
その他の「不足」に関しても同様に
「集約」が起こり、拡がりません。
そして、「集約されたものの集まり」は
さらに「集約」します。
「ブロック」「お金」「仕事」「人間関係」
それらの「認識」を
「そもそも本当か?」とやった集約の集まりは
「『認識』はそもそも本当か?」と集約されます。
「集約されたものの集まり」によって
生まれた「集約」
「『認識』はそもそも本当か?」は
最初の「集約」が発生したレベルの問題を
全て消し去ります。
※「認識」を疑っているのだから「ブロック」「お金」「仕事」「人間関係」の疑い全てを兼ね備えており、全てに対して有効で、まだ問題になってさえいなかった他の事柄にすら有効
こうして、どんどんどんどん「集約」され
個々の「ブロック」「お金」「仕事」「人間関係」は、もはや問題ではなくなってくると、
個々の問題を再び見たときに
不思議なことが起こります。
「あれ?なんでこんなことを『問題』にしていたんだ?」というように。
この時になって気づけることが
「『ブロック』があったなぁ」です。
長くなりましたが
これが今回のテーマである
「ブロック(前提)に気づけるようになる」です。
結局「不足を疑う」
「前提」に気づきやすくなるコツ
について書き進めてきました。
途中、少し駆け足で
難しいことを色々言ったような気がしますが
それはまた気が向いた時に解説するとして…
結局は「不足を疑う(荷を下ろす)」です。
なので「『前提に気づきやすくなるコツ』を求める」のは「逆」で、それの方向を見る限り「『前提』に気づけない」が展開します。
少しコツっぽく言い換えるなら
「求めることの『逆』(『そもそもそう思っているけど本当か?』のほう)を見てください」
ですかね。
長くなり、まとまりもありませんが
以上をもって
「前提」に気づきやすくなるコツについての
ご回答を兼ねた記事、とさせていただきます。
ご意見、ご質問は随時受け付けております。
気軽にコメントしてみてくださいね。
今回もお読みいただき、
ありがとうございました。