不正プログラムからの脱却支援

あくまで108理論の補助輪的な位置付けとしてお使いください。

【108式】どうしたら後悔を手放せますでしょうか?

いつもありがとうございます。

やんぴです。

 

およそ12年前の

108質疑応答スレより以下を転載します。

 

ご参考まで。

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1913 名前: もぎりの名無しさん :2009/05/07(木) 18:38:17 t3fCw4JgO

108さん、板の皆さん質問させてください。
自分の行動にいつも後悔がつきまといます。
願望についても、ネガを紙に書き出していたら、願望の実現よりも
過去に戻って失敗をやり直したいのが本当の願望だとわかりました。

私が失敗や後悔を必要以上に恐れていることは親などからもずっと指摘されていました。
後悔が当たり前になっていて自ら後悔するような行動を取っている気もします。
どうしたら後悔を手放せますでしょうか?
わかりにくい文ですみません。

 

3345 名前: 108★ :2010/11/16(火) 02:48:10 ???0

>>1913
> どうしたら後悔を手放せますでしょうか?

今に生きることです。
そうすれば、あなたの思考は過去から自動的にパッと引きはがされる。

試しに今、

「過去も未来も実際には存在していない。
 それは私が今、頭の中で創り出している仮想現実に過ぎないのだ。
 その幻想にふけることを止めて、今という実際の瞬間をただ充分に経験しよう」

こう決めてみてください。
あなたの目の前には、後悔を要求する過去の現実なんて存在していません。
これは実際の有様です。
目の前の物や現象から特定の過去の記憶が想起されたとしても、
それは実際に今起きていることではなく、あなたが頭の中で今創り出している反応に過ぎません。

それらから一切手を引いてみる。
そして実際である「今という瞬間」に没頭することだけにしてみる。

別のアプローチについても書いておきます。

「私は何故、後悔したがっているのだろう?」

こう問いかけてみて。
あなたが「過去への後悔」という特定の行為に執着していることは事実です。
では、なぜその行為に執着しているのかというと、あなたが深い部分で、
それがあなたにとって利益になると思い込んでいるからです。

「過去への後悔が利益になるなんて、これっぽっちも思っていないよ」

あなたの表面的意識ではそう思っているでしょう。
しかしついついその行為を繰り返してしまうということは、
明らかにあなたの深い部分で「これは自分にとって利益になる」と思い込んでいるからなのです。

それが具体的にどういうことなのか分からなくて構いません。
「後悔が自分にとって利益になる」という条件付けが有効になっていることが分かればいいのです。

その上で、今後あなたが何らかの行動を起こすとき、
どうすべきかをあなたの中心部でその都度尋ねるようにしてみて。
その結果、依然として後悔するようなことになっても構わないから。

「私は今ここで、どう行動することが適切ですか?」

こうやってその都度中心部に尋ねるのです。
コツは、思考を使わないでただ中心部に尋ねて聞き耳を立てることです。
このとき中心部から返事が返ってこなくて構いません。

こうすることであなたは、習い性となった「後悔が有益である」というシステムを活用せず、
実際の適切性に叶った行動に対して、徐々に意識を向けることが出来るようになっていくはず。

必要なことは「私は過去の出来事に対して後悔しがち」
という習性に注目する行為についても気にかけず、
それらと無関係に自分の中心部で適切性について興味を向け、
期待し、意識していくことです。