④ 疑うと信じるの相対性
疑うことと信じることはシーソーのような関係だ。
あなたは何かを強く信じれば信じるほど、その逆の可能性に対しては自動的に疑いを持つことになる。 民主党を強く信じれば信じるほど、自民党に疑いを持つだろう。
「目玉焼きには絶対しょうゆだろ」と確信するほど、目玉焼きにソース派を否定するだろう。
ということは、「現実」や「記憶」、「つくられた私」に対して疑いを持ち始めるならば、 その逆の可能性を信じるだけの余地が生まれるということだ。
「現実」からリアリティを徐々に薄めていくならば、あなたが「非現実的だ」と 感じている事にリアリティを持たせていく事が出来るということだ。